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再就職・転職における自己分析のすすめ
新卒時はすぐに内定が取れたのに、再就職・転職先がなかなか見つからないとお悩みの方はいないでしょうか。新卒時は出身校や学生生活、学業の成績および面接・試験結果が参考にされます。

一方、再就職・転職では即戦力としての採用が色濃くなりますので、これまでどのような仕事を経験し、どのようなことをできるのかが大きなポイントになります。

ひょっとしてなかなか採用されないのは、自己分析不足ではないですか?ご自分のアピールポイントを見逃してはいないでしょうか。

初めて就職活動をするとき、自己分析をしませんでしたか?自己分析は自分を見つめなおし良いところ悪いところを明確にし、どのような貢献ができるか見極めることで、採用者への自己アピールにつながります。

下記のような自己分析をしてみましょう。

 

・どのような働き方ができるか・どんな働き方をしたいか
長期の視点で、家族・家庭を抱えながらどれくらいの負担が可能か考えましょう。独身でも不規則な勤務や転勤にどこまで対応できるか考えることが必要です。

 

・前職でどのように成長したか
社会人になってからあなたがどのように成長したか考えてみましょう。たとえ前職との相性が悪くても、何かしら成長した部分があるはずです。

 

・仕事面で成功したこととその理由
成功のエピソードは、採用者に具体的な採用のメリットを想像させるアピールポイントです。

 

・ブランクがある場合は、そのブランクはあなたの成長にどのようにつながったか
無職の期間は、働いているときは得られない貴重な体験をしているはずです。このブランクをどのように仕事に活かせるかも考えてみましょう。

 

・素のままの自分を把握
短所は長所の裏返しです。これを踏まえ、自分自身を見つめなおしてみましょう。面接で、どのような人間か分かってもらうためにも、より具体的に考えましょう。

 

自己分析のポイントは、自分の強みを客観的な視点にたち発見することにあります。この強みとなる部分は、アピールポイントとなるだけでなく、どのような求人に応募したらよいか就職活動の道しるべとなります。

自己分析に当たっては客観的に自分を見つめなおす事が大切ですので、最初からネガティブになってはいけません。なかなか客観的に見られない人は、家族や友人に話を聞いてみるのもよいでしょう。ほとんど社会人経験がない、ブランクが長すぎるといった就職に不利な状態でも、ずっと働き続けてきた人には経験できなかったことをしてきたはずです。例えば、長い間専業主婦だった人は、長年培った主婦ならではのコミュニケーション力を生かし営業で活躍したという話もあります。

 

ポテンシャルの高い人は、自己分析不足でも採用を勝ち取れることがあります。しかし、それでは働き始めてから不満が生じてしまう可能性があります。しっかりした自己分析を行うことは、あなたにとって素晴らしい就職先との出会いにつながることでしょう。